価格comは最安値?価格推移とその仕組みとは

消費者がネットショップで商品を購入する時に価格.comで掲載されている商品の中で一番安い店舗を見つける方法が最安値だと思っているケースが多いと思います。

意外に知られていないのですが、価格.comは「市場で最も安い価格(最安値)」が分かるサイトではありません。

EC市場においては、サイトを横断した価格競争が行われているのが一般的であり、特に販売同士の価格競争による値下がりを気にしているメーカー(ブランド)担当者に取っては常に把握しておきたいことでしょう。

 

価格.comはどんなサイトか?

価格.comは、「価格比較サイト」ではなく「有料広告掲載サイト」です。

ネットショップ出店者が自社で販売している商品を売れやすいようにPR(プロモーション)しているサイトです。

 

このため、価格.comに「広告出稿していない店舗は掲載されない」仕組みであること、利用している店舗側のプロモーション費も限られていたり「全ての商品を掲載しているわけではない」のです。

  

例)
販売している商品数は500点あるが、掲載している商品は100点(売れ筋になる商品、新商品のみなど)しかない。
というように売れ筋商品やプロモーションコストから掲載する商品を絞って出稿している店舗がほとんどです。

つまり、実際にECモールや自社運営しているサイトに販売している商品数よりも価格.comに掲載されている商品数は少ないのです。

これらの理由から「掲載されていない商品や他EC販売サイト」が最安値ということがよくあります。

  
 

価格.comに掲載されていない商品は多数存在する

複数のショップの価格の比較をするページが、メインコンテンツであるというサイトの性質上、
「価格比較がしづらい商品」については掲載されていません。

例)
「ファッションカテゴリ」「食品カテゴリ」では、商品ページへのリンクはありますが、
「価格比較をする商品ではない」ため、あえて価格.comで商品を探すユーザーが少ないと言えます。

商品ページへのリンクはモール側が商品掲載しているだけで、最安値ではないケースが多く見受けられます。

価格.comだけでなくAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングや家電で言えばヨドバシカメラ、ビックカメラといった主要なEC販売サイトも直接確認する必要があります。

  
 

価格.comで掲載されている商品には、どんな特徴があるか?

小売店がプロモーションに価格.comを利用するときの代表的な商品例で言うと、

「価格競争が激しい商品」
「型番がある商品」


などの中で売れ筋の商品が考えられます。

商品のカテゴリで特に多いのは、 

 ・家電製品全般
 ・オーディオ/カメラ
 ・時計
 ・キッチン用品
 ・日用品
 ・コンタクトレンズ
 など

これらの製品の仕様や特徴が明確で比較しやすい商品の掲載が多い傾向があります。

これらの商品は、価格を比較する消費者が多く、価格競争が頻繁に行われやすく、まずは「価格comをチェック!」して安く買いたいと思っている消費者を獲得するために掲載する店舗が多いと考えられます。
  

価格.comではどのくらいの頻度は価格は変わるのか?

価格comの比較ページの特徴として、より競争力が高く価格変動が多い商品は、数分に一度の頻度で「販売価格が更新」されています。

価格変動が多い商品かどうかを知るためには次の方法で確認することができます。

1)価格.comの有料掲載の比較ページは、
以下が掲載ページの商品コードとなります。

例)扇風機(季節家電)

http://kakaku.com/item → 「K0000064900」

2)購入したい商品の価格比較ページに行く
https://kakaku.com/item/K0001142263/

https://kakaku.com/item/K0001142263/

   

3)最安価格と書いてあるすぐ右の「価格推移グラフを見る」のリンクをクリックする
https://kakaku.com/item/K0001142263/pricehistory/
 

https://kakaku.com/item/K0001142263/pricehistory/

  

4)直近の価格変動の内容を確認し、どれくらいの頻度で起きているかを確認します。

 ・数分置きに更新されている  → 価格変動がかなり激しい
 ・数時間置きに更新されている → 価格変動が激しい
 ・数日置きに更新されている  → 価格変動が比較的緩やか

と言えます。
特に価格推移の過去データを簡易的に把握したい時には活用すると良いでしょう。

 

ECモール店と自社運営サイトの主にポイントの価格差や反映時差の影響を把握していますか?

1)ECモールと自社運営サイトでは「ポイント売価が異なります」

例.スノーピーク「エントリー2ルーム エルフィールド TP-880」

https://kakaku.com/item/K0001111035/


 

2)ECモールと自社運営サイトでは価格反映の時差があります。
自社運営サイトは掲載側で数分単位で価格を変更できます。
しかし、ECモールの情報は価格com側がデータ取得をしているため、「約1日の反映までにかかります」


流通販路価格対策資料を参照

つまり、同じ店舗でもECモールと自社運営サイトがある場合、「両方の商品ページ」を把握しておく必要があると言えます。

 

本当の最安値はどう探せば良いか?

これは、自社商品の流通販路から販売されていると思われるより多くのネットショップサイトと商品ページを実際に調べる必要があります。

主要なECモールでいえば、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、価格.comは最低限抑えておくと良いでしょう。

家電商品をみる場合、ECモール店だけでなくヨドバシ.com、ビックカメラといった主要なEC家電サイトも「ポイント倍率」「送料無料」「時間限定セール」といったイベント時の最安値の動向も合わせて調査する必要があります。

自動調査サービス活用のお勧め

より商品数や調査対象のサイト数が多いほど、通常の業務に加えて「手作業で調査できる人的なコストには限界があります」

流通先が把握し、特定の店舗のみを限定して見ることをお勧めしますが、最安値や価格競争の現状を把握できてない場合、流通価格調査ツールの利用を推奨します。

流通調査がマストであれば、データ取得を自動化することによって、より本来かけるべき販売計画、商談、販促といった通常の業務に時間をかけることができます。

これまで手作業での調査や流通販路の対策、価格競争に課題があリマしたら、自動で流通価格が取得できるプライスサーチforブランドの無料体験や導入事例についてお気軽にご相談ください!

 

  
  

 

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